いつも機嫌がいい人の小さな習慣

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「いつも機嫌がいい人」と聞くと
そうでありたいと思う反面、実際にそうだと自信を持って答えられる人は少数派だったりします。

びんかん君

周りでも機嫌が悪い人の方が多いイメージだ

今回、いつも機嫌がいい人が行っている小さな習慣をいくつも紹介していきますが、その全てを実践しなくてはいけないというものではありません。

「これならできるかも……」と
自分に出来そうなものを一つでも見つけて取り入れていくことが出来れば結構です。

「いつも機嫌がいい人の
小さな習慣」
有川真由美著
毎日新聞出版

仕事も人間関係もうまくいく88のヒントが書かれている本書を、中田敦彦のYouTube大学で取り扱っていましたので分かりやすく説明していきたいと思います。

目次

基本の習慣

ベッドを整える

朝起きたら、布団やベッドをキッチリと整えていますか?

びんかん君

一日中ぐしゃぐしゃのままだ

ベッドが乱れていては整った生活を送ることはできません。
寝床という見える場所が整っていない脳の中も片付いていない
ということになります。

逆に言えば、そこをしっかり整えることで思考の整理が出来るようになるのだと言います。

アメリカの元海軍大将が地元母校でスピーチをした際に「世界を変えたいのであればベッドメイキングをする事だ」と言ったそうです。
こうした細かいことに気を配れる習慣が、最終的には世界を変えるほどの大きなものに繋がっていくと言うのです。

例え小さなことでも、一つ自分の中で達成感を持つということが「私はやればできる人間なんだ」という誇りを生み、やがて大きな業務が出来るようになります。

小さな達成感を毎日積み重ねることが自信に繋がっていくのです。

スマホですぐ調べる

これもちょっとした心がけですぐに出来ることだと思います。

普段の生活の中で何か気になったり、興味を持ったりしたときに

  • 「まあいいか」とそのままにするのか
  • スマホですぐに調べるのか

この小さな積み重ねが雑学としてあなたの知識になっていくかどうかなのです。

何か分からないことがあったときは
「ここで人間の差がつくチャンス」と捉えてすぐに調べ、分かったら誰かに話す。
是非こういった習慣を身につけてみてください。

びんかん君

これからはすぐにGoogleでググります

どんかん先生

最近はYouTubeなど動画で調べる人も多くなっているみたいだよ


好奇心を持ち学ぶ楽しさを知れば、あなたは成長して、それが自信となっていくのです。

自分を褒めまくる

「謙虚であるべき」「傲慢になるな」という教育を受けて育った私たちは基本的に自分のことを否定するという人が多いです。ですが、本書では褒めることが大事だと言います。

自分のことを褒めるという行為は、最も強い自己暗示であり、その高まった自己肯定感は周りからも魅力的に映ります。

「将来ビッグになってやるぜ」と夢を持っている若者がモテる大きな要因として自己肯定感の高さがあります。自己肯定感が高いということは人を惹きつける不思議な引力を生みます。

逆に、自己肯定感の低い人は負のオーラを発しています。
そして、そういう人はその不安な気持ちを愚痴って周りにまき散らすことによって、どんどん自分で自己肯定感を下げ続けていきます。

びんかん君

周りにいる人間も疲れちゃうね


毎日、自分の良いところや頑張ったことなど、小さなことでも褒めるという自己肯定感を高める行為があなたを魅力的な人にしていくのです。
これからは自分のことを褒めまくってください。

お金の習慣

経験にお金をかける

お金が無くなるのが不安だから
「なるべくお金を使いたくない」
「貯金しておきたい」
という方が多いかも知れません。

ですが保守的な考え方より多少のリスクをとってでも投資をするマインドが重要で、その中でも自己投資は特に大事になってきます。

モノを買うときに投資目的で買うという方がいますが、それ以上に時間をかけると価値が上がるのが経験です。

例えば旅などはまさにそうです。
あの時の旅行の経験が後々生きてくるというケースはよくあります。
お金は節約するだけでなく、ここぞというところで使ってみることも必要なのです。
自分にとって未知の経験で将来的にプラスになると思ったら大胆に払ってみるという選択肢も良いのではないでしょうか。

最初のうちは失敗などもあるかも知れません。ですが、そうした体験を何度もしていくうちに「お金をかけるべき経験とは何なのか」を判断できる経験上手になっていきます。

まずはお金をかけて経験を買ってみるということも視野に入れてみてください。

お金がないと言わない

びんかん君

経験を買うっていっても僕…お金がないから…

どんかん先生

Don’t say no money


何かあるとすぐに「お金がない」と言う人がいますがとても危険です。
それがどういうことか分かっていますか?
自分にとってプラスになると思っていますか?

それを口にする事によって周りからは

  • お金を稼ぐ力がない人
  • お金を管理する力がない人

と思われ、決してあなたの評価が上がる材料ではありません。
催し物(イベント)などにも誘いにくくなります。

お金がないと言えば言うほどあなたの評価は下がり、チャンスが減り、周りからどんどん人が離れていくのです。そしてその悲しい気持ちが自己肯定感を激下げします。

びんかん君

じゃあお金あるって嘘つけば良いの?

嘘をつく必要はありません。
ですが、わざわざ口に出して「お金がない」と言わなくて良いという話です。

自分にとって悲劇な状況をわざわざ口にしたい・ツイートしたいという人がいますが、これは自傷行為に近いことであり、良い習慣ではありません。

びんかん君

気を付けます

他人のためにお金を使う

基本的にお金は自分のために使うという人が大半です。

びんかん君

誰かのために使う余裕なんてないよ

そもそも「お金を使う」という行為は快楽の一つです。
そして人は、自分のためではなく、誰かのために使ったときの方が幸福になれるようにデザインされているのです。

自分一人で楽しむよりも、親や恋人や子供に楽しんでもらえたときの方が幸せを感じるでしょう。

お金持ちの人ほど寄付・プレゼント・贈答・投資をしています。
それはその理解はもちろん、そのことがもっと大きな価値を生むことも分かっているからです。

びんかん君

それはお金あるからでしょ

お金持ちだから寄付などをするのではありません。できる人だからお金持ちになっていくのです。

金額もその人なりの少額で構いません。
誰かのために使うということが自身の幸福感になっていきます。

人間関係の習慣

相手の名前をたくさん呼ぶ

あなたが人間関係で常日頃から思っているのは「もっと私を見てよ」「もっと私を愛してよ」という悩みではありませんか?

このような「与えて欲しい」を多くの人が思っているのであれば、これを「与える」人であれば愛されるのでは?という仮説が生まれます。

つまり、相手をよく見て、好意を持つのです。
そしてそれらを簡単に行える方法が「相手の名前をたくさん呼ぶ」です。

この世界で最も甘美な響きの言葉とは…その人の名前です。

人は自分の名前を呼んでくれる人に好意を抱きます。

「あ、すいません」と呼びかけるのではなく

「あ、○○さんすいません」と呼ぶことでカナリ好印象になります。

是非、習慣にしていきましょう。

尊敬できる人と付き合う

普段から尊敬できる人と一緒にいるようにしましょう。

家庭や職場、地域や学校など周りにもし、いない場合は他の場所で出会いを求めるということも必要です。
普段の自分とは全く違う活動をしている人の話を聞く体験はあなたにとってきっとプラスになるでしょう。

「こんな人になりたい」というロールモデルがいることで見えてくる自分のビジョンがあります。
そしてそれは一人だけでなくてはいけないという訳ではありません。
あなたにとっての尊敬できる人をたくさん見つけてください。

応援したいなと思える人を持つ

この人の活動を応援したいなと思える人を作るのも大事です。
応援をしている人の活躍や成功によって感動と元気が得られます。

びんかん君

人のことを応援している余裕が…


自分のことで精一杯だという人ほど得られるものも少ないのです。
一生懸命誰かを応援するということをやっている人ほど誰かに応援されるのです。

どんかん先生

さっきの名前を呼ぶ話と同じ理屈だよ

びんかん君

応援して欲しければ先ずはこちらから応援することからなんだね


応援して、応援されて、最終的に愛情や応援は回っていくものなのだと気付くのです。

口グセの習慣

楽しい、幸せ、素敵、ラッキー

魔法の言葉4つです。意外とこの言葉の逆を口グセにしている人いませんか?

ポジティブ
ネガティブ
  • 楽しい
  • 幸せ
  • 素敵
  • ラッキー
  • だっる
  • 最悪
  • だっさ
  • ついてねえ
びんかん君

結構言ってるかも


疲れてるときなどはネガティブな言葉を使いがちですが、そういうときほどポジティブな魔法の言葉を使ってみてください。

同じ状況だとしても

最悪なピンチを迎えた⇒最高の山場がやってきた

のようにポジティブな発想に返還していきましょう。
そしてそれを口に出して言う。つまり言霊がすごく大事なのです。

布団の中ではいいことだけ

そんなポジティブな言葉を特に使って欲しいのが就寝前布団の中です。

なかなか寝付けないときなどに一人布団の中でポジティブになるのは難しいかも知れません。
「今日あんなこと言ってしまった」「明日のあれが嫌だなあ」「将来が不安」などネガティブなことを考えてしまいがちですが、いいことだけ考えるようにしましょう

一日の最後に言うべき言葉は「今日も一日ありがとう」です。

その日色々と大変なことがあったとしても、今日はもう終わったのです。
就寝前は一日が終わったことに感謝して他のことは明日考えましょう。

「大したことじゃない」

生活や仕事をしていれば決して良いことばかりではないでしょう。

嫌な奴がいる時

トラブルに見舞われた時

誰かに嫌なことを言われた時

びんかん君

ムカつくー言い返してやろうかな

ではなく

どんかん先生

大丈夫。大したことじゃない

と言ってください。

感情が先走って「大問題だ」とパニックになってしまうことがありますが、後々考えると大抵のことは大したことじゃなかったりします。
人生という長い目で見れば尚更です。

是非、「大したことない」を口グセにして、つまらないことで感情が揺さぶられることのないようにしていきましょう。

目標の習慣

10年後の最高な自分

『自分がどのような未来を描いているのか』
それがその人のスケール(器)の大きさです。

人は想像した未来にしか行くことができません。想像した自分までにしか辿り着けません。
なぜなら操縦士はあなただからです。

つまり目標(行先)は大きく(遠く)に設定するべきなのです。そして、言うだけでなくイメージしてください。

びんかん君

イメージ?

イメージするのはワンシーンだけで構いません。
10年後あなたがどんな風になっていたいのか
10年後の最高に輝けるワンシーンを妄想してください。

どんかん先生

願い続ければ叶う

なぜそれをやるのか

つまり動機です。
これを常に自分に問い正してください。

設定した目標だけだと忙しい日々の中で、その目標が「何の為」だったか忘れてしまいがちです。

「なぜそれをやるのか」これを考えることで、
仕事や行動などでやるべきこと・やらなくても良いことが見えてきます。
そしてその仕分けのスピードも格段に上がります。
結果、やりたいことや必要なことに時間を集中して使うことができるのです。

6~7割で上出来

これも大事なので覚えておいてください。

チャレンジが怖いのは失敗があるからですが、
その失敗か成功かのボーダーラインが高すぎるとチャレンジそのものをしなくなる危険性があります。

結果は6~7割の出来があれば「上出来」と考えてください。改善点があれば次に繋げてください。
大事なことは継続してどんどん良くしていくことです。

完璧を求めて構想期間5年かけて出すサービスよりも、ある程度で世に出して改善を繰り返したサービスの方が何倍も良かったりするのです。

時間の習慣

優先事項を絞る

先ほどの「目標の習慣」でのやるべきこと・やらなくていいことの話に似ていますが、
自分にとっての優先事項を決め、絞ることが大切です。

時間は無限にある訳ではありません。
優先順位を決めるだけでは時間が足りなくなります。
思い切って優先度の低いことに使う時間を大胆に削っていくことで必要なことに使える時間を増やしていきましょう。

時間が無いと言わない

「お金」と同じように「時間」に関しても無いと言ってはいけません。

時間がないと言っている人に限ってさほど時間を大切に扱っていません。
時間に対しての感覚が曖昧で誰かが用意してくれた時間の中で生きているという人が多いのが特徴です。

時間が無いとわざわざ言うことで周りに「時間の使い方が下手」ということを言っていることになるので言わない方が良いのです。

やりたくないことはしない

仕事上、受けざるを得ない・どうしようもないこともあるでしょう。
ですが、回避できること・受けなくても良いことも同じように受けていませんか?

嫌な上司との飲み会・意味のない打合せなど大半の人がやりたくないことを受けて、ものすごく忙しそうにしています。

私生活も含めてもっとワガママになって良いのです。

やりたくないことではなく
やりたいことでスケジュールをパンパンにしてください。

まとめ

どうでしたか?

基本的なことから始まり、お金、人間関係、口グセ、目標、時間と様々な良い習慣を紹介してきました。

冒頭にも言いましたが、これらを全部実践しなくてはいけないという話ではありません。

自分に合うもの・出来そうなものを一つでも取り入れて頂ければと思います。

良くも悪くも基本的に習慣には何かしらの快楽がセットになっています。

いい習慣を継続しようと思ったら快楽を一緒にデザインすると継続しやすいですし、
悪い習慣のどこが快楽の部分か把握していれば対策ができます。

あなたには誰かを批判したり愚痴をこぼしている暇はありません。
限りある時間を有効に使い、自分を褒めて誰かを尊敬・応援して、ポジティブな言葉を発し、大きな目標に向かって経験を重ねて進んでいきましょう。

そうすればあなたは
気が付けば10年後なりたかった自分になっているはずです。

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